有限会社翠光堂吹田店

仏壇の修理について知ろう

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仏壇の修理について知ろう

仏壇の修理について知ろう

2024/05/14

仏壇をお持ちの方にとって、仏壇が損傷してしまった場合には大変困りますよね。仏壇はご本尊をお迎えしご先祖様をお祀りする大切なものであり、損傷した場合は修理をすることが重要です。しかし、修理に関する知識がない方にとっては、どうやって修理をすればいいのか分からないという人が多いことでしょう。そこで今回は、仏壇の修理について知っていただくための記事をご紹介します。仏壇の構造や故障の原因、修理方法などについて理解し、大切な仏壇をしっかりと保護しましょう。

目次

    仏壇の修理って何ができるの?

    仏壇は、各宗派の本尊を迎え、故人を供養するための大切な存在であり、日常的に使われるため、傷や破損が起こることもあります。そんなときに頼りになるのが、仏壇の修理サービスです。仏壇の修理では、大まかに以下のような項目を取り扱っています。 一つには、欠けたり傷がついたりした木部の補修が挙げられます。特に、仏壇の角や縁取り部分は、細かい傷が目立つため、慎重な修理が求められます。 次に、仏具や供養用品の修理も行われています。火立てや香立ては、熱やヤニによる変化や汚れが起こったり、花立は日々の水垢や汚れ、仏像や供養用品は傷ついた場合、修復が必要になります。 また、仏壇全体にわたる修理もあります。扉から引き出し、引き手や金具部分の交換など、細かな部分を修理するだけでなく、仏壇の基礎となる木地から、金箔や塗装の再塗布など、復元に力を入れている企業もあります。 仏壇は、故人を想う大切な供養の場であり、その修理に関しても、細やかな技術と慎重な取り扱いが求められるのです。

    修理を依頼する前に知っておきたいポイント

    仏壇は大切なご先祖様をお祀りするための重要な家具です。しかし、日常的に使われる品物と異なり修理には慎重さが必要です。修理をする前には注意点があります。 まず、修理を依頼する前に原因をしっかりと把握しましょう。 修理には原因を特定することが大切です。例えば、今の置き場所に湿気が多い、床の水平がとれていないかもしれない、エアコンの風が良くあたるなど、日常では気づきにくい点がお仏壇の損傷に繋がっている場合も多くあります。また仏具を落とした、他の家具の移動時にぶつけたなどの直接的な損傷もあります。損傷に気づき、修理を依頼してみようかと思われたら、プロの技術を持つ職人に相談することをお勧めします。 また、修理費用についても確認しておくことが重要です。修理費用は修理内容によって変わりますが、修理前に予算を決めておくことが必要です。 修理が必要になった場合には、しっかりと相場を調べて、見積もりを取ってから、依頼するようにしましょう。 また、信頼できる修理店であるかどうかも必ず確認しましょう。信頼のおける専門家に修理を依頼することが、仏壇を長持ちさせるためにも非常に重要です。 以上、仏壇の修理を依頼する前に押さえておきたいポイントを紹介しました。修理についてはしっかりと確認をして、信頼できる職人にお願いすることをおすすめします。

    修理の料金はどの程度かかるの?

    仏壇が故障した時、修理が必要になりますが、修理の料金はどの程度かかるのでしょうか。一般的には、修理内容によって異なりますが、大きく分けて3つの価格帯があります。 最も低価格帯は、軽微な修理やメンテナンスにかかる料金です。例えば、膳引き(引き出し上に仏具が置けるようになっている部品)などの取り外しが可能な部品は、損傷の度合いによっては1万円~3万円ほどの費用で済む場合があります。 次に、中価格帯は、軽微な修理よりも、少し専門知識が必要な修理にかかる料金です。例えば、仏壇の一部が欠けている、掃除をしている時に金箔が剝がれてしまったなど、本体を持ち帰るほどではないが、職人を呼んで補修を行わなければいけない場合は、およそ5万円~10万円程度の費用がかかる場合があります。 最も高価格帯は、仏壇の大きな修理や、高度な修理で本体を一時お預かりし、三カ月~五ケ月の時間をかけて完全修復を行う「洗い」といわれる修理で50万円以上の費用を必要とします。半間仏間に入っている金箔を使用した塗仏壇であれば100万円以上の見積となる場合も多くあります。 いずれにせよ、金額は業者や修理内容によって異なるため、複数の業者から見積もりを取ることが大切です。また、定期的なメンテナンスや修理を行うことで、長期的なトラブルを防止することができます。

    修理に必要な道具や材料とは?

    仏壇修理に必要な道具には、ドライバーやのこぎりといった一般的な工具も用いますが、やすり、カンナ、ノミ、補修用パテ、塗装用具など専用の工具も必要です。金属部品が損傷している場合、サンドペーパーで磨いたり、薬液に着けて一度塗装を落とし、また新しい塗装をします。曲がったりした場合は打ち直したり、場合によっては同サイズの似た新品に交換する場合もあります。部品や損傷度合いによっては、新品交換よりも修理の方が高額な修理費になる場合もあります。その様な場合も、お客様が選択できるように的確にアドバイスができる職人が信頼できます。以上が、仏壇修理に必要な道具などの例です。しかし、専門的な知識が必要な場合もあるため、修理には経験豊富な技術者に依頼することが望ましいでしょう。

    自分でできる仏壇の修理方法を学ぼう

    仏教徒にとって、仏壇は非常に重要な存在です。しかし、使用頻度が高いため、稀に破損してしまうことがあります。その場合、修理に出すこともできますが、知識がある方は自分で修理することもできます。  ご不安な方は店舗で一度相談される事をおすすめします。ご自身の仏壇を自身で修理をすると、お参りへの気持ちもより深まるかもしれません。時間をかけて丁寧に修理することで、仏様に対する気持ちも伝わるはずです。しかし、修理ができる人であっても、専門的な修理が必要な場合は、プロに修理を依頼することも大切です。自身で修理に臨み、損傷が大きくなってしまったというお声もありますのでお気を付けください。当店ではご相談だけでも承っておりますので、お気軽にお問合せください。

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